会社沿革
History
ヘッドハンティングの源流
昨今、規制緩和もあり人材紹介業と転職は広く一般的になってきました。それまでは一部のグローバルファームしか人材紹介業として存在しない中、イーストウエストコンサルティングは創業しました。
日本経済とともに歩んできたイーストウエストコンサルティングの歴史を紐解き、ご紹介します。
Since 1987
1987-1993 【バブル経済~崩壊】
三菱地所がニューヨークのエンパイヤーステートビルとロックフェラーセンターを買収、株価史上最高値を更新するなど日本経済の絶頂期の頃にEWCはEWCは創業しました。その後すぐバブルは崩壊、それまで順調だった日本経済に暗雲が立ち込める中、人材も激しく流動しました。
- 1987年 03月
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創業
1987年3月19日に創業。最初は世田谷のマンションの一室でスタートしました。
バブル経済期、世界中の名だたる一流外資系企業が日本の市場への参入に伴いエグゼクティブ層の人材採用支援が始まりました。世界有数の証券会社が東京証券取引所にシートを確保し、取引を開始するために、日本人を採用。
日本で新しくビジネスを展開出来る日本支社長、各事業部門のトップ、即戦力となるプレーヤー等、何れも本国とのコミュニケーションが出来るバイリンガルが求められていました。
また、証券営業並びにアナリスト、株式・債券トレーダー、人事、などの人材需要も多くあり、採用活動を通してEWCの源流となる実績とノウハウを積んでいきました。 - 1992年
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千代田区一番町へオフィス移転
1994-2007 【アジア金融危機~ITバブル崩壊期】
インターネットなどの最先端技術が日本に進出して業界構造が大きく変化していきました。
ローカルネットワークなど欧米の新しいテクノロジーやシステムの会社の立ち上げ支援を行いました。その頃、現在にも続く半導体や自動車産業、そしてヘルスケア産業等、業界草分け企業が日本へ進出してきました。
不良債権を抱える大手企業が再生するために、大リストラが行われました。再就職支援事業を行うリストラ請負人や弁護士、M&A会社、金融スペシャリスト、会計士等の専門人材の需要が増加し、そういった人材の採用支援を行いました。
不動産の証券化ニーズが高まり、不動産鑑定士やアセットマネージャー、アナリスト、会計監査等のスペシャリストのヘッドハンティング案件が多くありました。
又、ITバブル経済崩壊時には危機的状況に陥った企業が続出したため同じく企業再生ができる幹部人材が求められました。
- 1994年
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ニューヨークオフィス開設
- 1998年
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千代田区麹町三丁目オフィスに移転
- 1999年
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サンフランシスコオフィス開設
- 2000年
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シンガポールオフィス開設
- 2007年 05月
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三井物産と合弁会社を設立
三井物産が新しくヘッドハンティング事業に乗り出すためのパートナーとして、イーストウエストコンサルティングは選ばれました。サーチ型の人材紹介事業として国内最大規模の実績とノウハウを保有していました。
三井物産の保有する顧客ネットワークやブランド力を活かし、日系企業の採用支援を中心に事業を展開しました。
2008-2018 【リーマンショック~東北大震災】
2008に世界を震撼させる金融危機、リーマンショックが起こりました。
世界経済は景気後退に陥ったため、当該ビジネスも大きなあおりを受けました。
ただ、金融業界での採用は下火になりましたが、化学、医療、製造業の採用にはニーズがありました。
また、2008年に米国で始まったクラウドサービスが2010年ごろから日本でも普及し始めました。そのころからITへの人材支援が再度、活発になってきました。
何時ものように景気後退が底をつくと、あとは新技術、消費などが活発になりAIをベースとした事業が活性化しIT技術者が求められました。
また、景気が上昇していく中、ラグジュアリー商品の消費も伸び、それらに携わる多くの人材が求められました。
- 2008年
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日系企業による人材採用の本格化
影響の少ない製薬や医療機器会社、消費財、IT企業などへの人材採用を支援。
- 2011年 03月
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東北大震災における人的支援
2011年3月11日に東北大震災が起こりリーマンショックの後、少し回復し始めた日本経済が再度、後退しました。
特に顕著に問題視されたのはサプライチェーンです。
これが国内のみならず海外への供給もストップしたことから市場へ混乱をもたらしました。
EWCでは社員が週末、被災地に行きボランティア活動をしました。宮城県石巻市を訪れ、民家の片付けや汚泥の運び出しなどの作業を行いました。
現地の状況を自ら見て、現地の方々と作業を通じて触れ合い、被災地の復興に貢献しました。 - 2015年
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現オフィス(千代田区紀尾井町・ホテルニューオータニ)移転
2019-現在 【令和時代~新型感染症・AI】
コロナの感染症は人との接触を禁じるといった人類にとっての危機的状況を生みました。景気は一層落ち込みましたが、次年度からは徐々にDXを中心とした分野での採用が活発化してきました。又、働き方も変わったことからテレワークが進みデリバリー等のオーダーシステムが普及しネットビジネスも盛んになったことからAIを含むエンジニアの採用が活発化しました。又、旅行も出来ないことから高級品の販売が伸びました。よって外資系のブランド品メーカーがこぞって販売促進やEC人材の需要が増えました。